2018年12月12日
希少植物温室でトックリキワタとベトナムツバキが開花
赤塚植物園が園芸植物を生産を行っているFFCユートピアファーム内にある希少植物保存温室で、珍しいトックリキワタとベトナムツバキが開花しました。(写真:左…トックリキワタの木/右上…トックリキワタの花/右下…ベトナムツバキの花。いずれも2018年12月10日撮影)
FFCユートピアファームの奥にある高さ20メートルを超える希少植物保存温室に入ると、目の前にそびえるように、ポッコリおなかが特徴の「トックリキワタ」の巨木が出迎えてくれます。ピンクの花が咲き誇る様子が桜に似ていることから“南洋桜”とも呼ばれています。例年、12月から1月にかけて花をつけます。
ベトナムツバキ ハイドゥンは、かつてベトナム王家の花として『門外不出』とされてきました。戦後、学術調査の折に発見され、日本に持ち込まれた最初の株の一つがFFCユートピアファームの希少植物温室に植えられています。その花は鮮やかなピンク色に厚みのある花弁がまるでロウ細工の様な質感を持っており、日本のツバキとは違うエキゾチックな美しさです。
<他にも見どころいっぱい!>
希少植物保存温室には、トックリキワタやベトナムツバキの他にもバオバブ、ヒスイカズラなど、日本ではなかなか見られない熱帯性の木や花などが、種の保存などの目的で植えられています。
FFCユートピアファームは入場無料です。隣にある赤塚グループの取り組みを紹介するミュージアム館で入館証を発行していますので、ぜひFFCミュージアムにお立ち寄りください。県道をはさんで向かい側には赤塚植物園のガーデンセンター「アカツカFFCパビリオン」もございます。こちらもぜひお立ち寄りください。
★希少植物保存温室については、赤塚グループホームページの「Web BOSCO」をご覧ください。温室の珍しい植物たちのことが良く分かって、見学がさらに楽しくなりますよ!
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Web BOSCO「赤塚植物園の希少植物保存温室へ行こう」