2017年12月18日
珍しいベトナムツバキ「ハイドゥン」が咲き始めました
赤塚グループ本社隣にあるFFCユートピアファームの希少植物保存温室で、ベトナムツバキ「ハイドゥン」が今冬も咲き始めました。2月頃まで開花が続く予定です。
この植物は、ベトナムのグエン王朝(1802~1945)で13代続いた王家で愛された門外不出の『幻の名花』と呼ばれた椿。戦後も調査が進まず、1994年に日本の学術調査によって再発見され、その後、日本に導入された貴重な品種です。一般的な椿のイメージとは異なり、花弁は蝋細工のような質感があり、肉厚でエキゾチックな雰囲気をかもし出ています。12月から2月にかけて花を咲かせ、現在、紅花「ハイドゥン」と白花が確認されています。ベトナムでは旧正月を祝う花木です。
FFCユートピアファームはご見学いただけます。ぜひ赤塚グループにご覧にお越しください。
赤塚植物園FFCユートピアファーム希少植物保存温室にて撮影(2017年12月15日)
【ベトナムツバキ】
分類: ツバキ科ツバキ属 非耐寒性常緑低木
学名: Camellia amplexicaulis
原産: ベトナム北部~中国南部
管理: 日向から半日陰が好ましく、冬は5℃以上の温度が必要だとされています。
FFCユートピアファームのご案内
FFCユートピアファームへのご入場は、赤塚グループ本社の隣にあるFFCミュージアムにて受け付けいたしております。
(火曜日定休/11:00~15:30 入場無料)