2022.12月『レッドヒル図鑑』
紅葉、黄葉が進んでいます
この秋は小春日和の陽気に包まれる日が多く、日中は少し動くとまだちょっと暑いなと感じることもしばしばありました。それでも朝晩とぐっと冷えるようになり、その気温差のおかげなのか例年よりも紅葉、黄葉の進み方がきれいと感じます。
ラクウショウやメタセコイア、アメリカフウなどはしっかりと色付き、12月頃に見頃を迎えるモミジやスイショウも葉色に変化が見られます。樹々達の冬に向けての準備が始まりました。
新しい冬仕事
「ローズガーデン」ではバラの剪定や誘引、土壌改良に施肥。園内では樹木の剪定など、レッドヒルには毎年恒例の冬仕事があります。
そこに今年はアジサイの剪定が加わります。アジサイは花が終わった7月頃に剪定をするのが一般的ですが、今年は「二段階剪定」という方法で行いました。
この「二段階剪定」は手間が多くなりますが、花数も多くなる剪定方法です。まず花後の7月に一段階目となる夏剪定。この時は全ての枝を剪定するのではなく、何本かは花だけを摘み取り、枝を長く残しました。この枝には日が良く当たり、花芽がたくさんつきやすくなります(短く切った枝にも花芽がつきます)。
そして落葉してから二段階目となる冬剪定。この時は長く残した枝に出来た花芽を確認し、バランスが整うような長さに剪定します。もちろん、来年にたくさんの花を咲かせてくれるようにとお願いしながら行っていきます。
暑い夏を乗り越え、過ごしやすかった秋からいつの間にか冬が目の前にやってきました。植物たちが休眠に入り、園内は落ち着いた雰囲気になりますが、スタッフたちは来春に向けた準備で大忙しになります。
来シーズンも植物たちが美しい花を咲かせたり、元気よく葉を茂らせたり出来るように、しっかりと冬仕事を進めていきます。
文/村松 潤一
赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。
〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
☎ 059-230-7789
※料金、開園時間等、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
⇒https://www.redhill.co.jp/
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