AKATSUKA グリーン通信vol.250(2020.1月号)
ワークショップの材料作り
レッドヒルのエントランスで行っているワークショップでは、ドライフラワーや木の実をよく使います。
その材料は園内で採れたものがほとんどで、この時期に準備することが多いです。
バラは冬剪定の際にまだ咲いているものを、木の実はヒメシャラやアメリカフウ、メタセコイアにドングリやマツボックリなどを園内のあちらこちらから集めて下処理をしてから保存しています。
レモンやキンカンも輪切りにしてドライにすることも。
自然の恵みを収穫し、加工するのはやっぱりこころが踊ってわくわくします。ワークショップ開催についてはエントランスの掲示やレッドヒル ヒーサーの森HPをご確認ください!
チューリップの植え込み
春を彩るチューリップもこの時期に準備しています。
2月下旬頃まで植え付けができますが、あまりに遅くなると茎は伸びにくくなってしまい背が低くなりがちです。なのでなるべく早い時期に植えてしまいます。
スイレン池の水上植栽にもチューリップを植えてみました。昨年プランターに植えた中で、大きく太った球根をとっておいたものです。初めての試みなので、どのように咲いてくれるか楽しみです。
冬の間は一番華やかで賑やかな春に向けての準備期間。
バラ園では約1,500株すべてのバラの剪定と誘引をします。
園内では樹木類の剪定や枯れ枝、枯れ木の処理に落ち葉集めなどを行います。
広範囲にわたる作業なのでなかなか途方にくれますが、少しずつでもきれいに整っていくのは気持ちの良いものです。春が来るまでのちょこっとの間、お待ちいただければと思います。
文/村松 潤一
赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。
〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
☎ 059-230-7789
※料金、開園時間等、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
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