心に咲く花 73回 山葵(わさび)
故郷を離れし友に送るべく 花山葵(はなわさび)摘み漬物にせん ― 飯田富子 【現代訳】 郷里の伊豆市を離れた友達に、ふるさとの清流で育った花山葵の漬物をつくって、贈ってあげよう。 心に咲く花 2024年73回 山葵(わ…
故郷を離れし友に送るべく 花山葵(はなわさび)摘み漬物にせん ― 飯田富子 【現代訳】 郷里の伊豆市を離れた友達に、ふるさとの清流で育った花山葵の漬物をつくって、贈ってあげよう。 心に咲く花 2024年73回 山葵(わ…
星澤幸子の和食のチカラ 2024年2月- 3月 食物酵素の力 「酵素」というと体によいイメージがあるかと思いますが、具体的に何?と聞かれても答えられる人は少ないのでは、と思います。 酵素とは、私たちの体の中で起こっている…
除夜の灯(ひ)の仄(ほの)かに及ぶ 花舗(かほ)の隅に 凍(い)てつつ開く雪割草の花 ― 山崎孝子 【現代訳】 除夜のあかりのほのかに灯る花屋の隅で、凍(こご)えながらも花を咲かせる可憐な雪割草よ。 心に咲く花 202…
星澤幸子の和食のチカラ 2024年1月- 2月 鍋料理 家族がいたとしても、食事は一人で摂る「孤食」という言葉が生まれて久しいと思います。家族がバラバラ、違うメニューを食べる「個食」という言葉もあるようです。 子どもは塾…
星澤幸子の和食のチカラ 2023年12月-2024年1月 鮭 東日本ではお歳暮や新年の贈答品として、新巻鮭(荒巻鮭)が大切にされてきました。これは、白鮭(シロサケ)のエラや内臓を取り除き、塩をすり込んでさらに塩抜きした後…
いにしへに恋ふる鳥かも 弓絃葉(ゆずるは)の 御井(みい)の上より鳴き渡りゆく ― 弓削皇子 【現代訳】 昔を偲んでいる鳥なのでしょうか。ゆずり葉の泉の上を鳴き渡って行くところをみると‥。 心に咲く花 2024年71回…
星澤幸子の和食のチカラ 2023年11月-12月 ホタテ 今年(2023年)夏、一部の日本産海産物の輸出がストップする事態が起きました。そこで大打撃を受けたのが、漁獲高が圧倒的全国一位の北海道産のホタテです。国内で積極的…
秋晴れの コキアの丘にひとり立ち 太平洋を独り占めする ― 鈴木政明 【現代訳】 秋晴れの日、コキアの紅葉する丘に一人で立っていると、まるで太平洋を独り占めしているような気持ちになるなあ。 心に咲く花 2023年70回…
帰国後 サツキ栽培に挑む 赤塚充良の間近で仕事をしてきた社員が、取り組みやエピソードをクローズアップし、その人物像に迫るコーナー『萬古清風』(ばんこのせいふう)。第5回は「帰国後 サツキ栽培に挑む」です。 ※掲載内容は発…
アメリカで運命の自覚をする 赤塚充良の間近で仕事をしてきた社員が、取り組みやエピソードをクローズアップし、その人物像に迫るコーナー『萬古清風』(ばんこのせいふう)。第4回は「アメリカで運命の自覚をする」です。 ※掲載内容…