アデニウム(春お届け 花芽なし株)【お手入れ方法】

3月上旬に水はけの良い土に植えてあります。
根は現在生育途中です。新芽が徐々に出て茂ってきます。

アデニウム

アデニウム(adenium)の仲間は、南アフリカ、南西アフリカ、ソコトラ島、アラビア半島原産です。美しい花が咲くものが多いため、特に原産地周辺では、大変人気があり、交配育種が進んでいます。主だった特徴的な姿として、株元が大きく肥大する幹やその根の姿があげられますが、特に幹を肥大させるためには「実生」での栽培が必須になり、商品になるまで栽培することには時間がかかる上、遺伝的な形質を安定することが難しい植物です。近年日本でも人気が出始めており、「砂漠のバラ」という呼び名で親しまれています。

管理する場所

置き場所は日光を好むのでなるべく明るい場所へ。
暗い場所や室内だと花や蕾、葉が落ちる可能性があるので注意が必要です。
4月中はまだ夜温が低い日があるため、夜は室内に入れた方が安全です。
5月以降は屋外の日当たりと風通しの良い場所が最適です。
冬は5℃以下にならない、なるべく暖かい室内に置き、断水して落葉・休眠させ冬越しさせます。冬も日に当足る場所が望ましいです。

水やり

春~秋の生育期は、鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。乾く前に与えすぎると腐ってしまうことがあるので注意してください。
晩秋に落葉してきたら水を控え、冬場は断水します。
春になると芽吹いて来るので、冷えない気温になってから徐々に水を与えてください。

肥料

春から夏の生育期に、プロミックなど市販の緩効性肥料かハイポネックスなどの液体肥料を株元に適量与えます。8月以降、冬場は与えないでください。

害虫対策

ハダニは、高温乾燥時に発生しやすいので、見つけしだい駆除します。アブラムシは、蕾につきやすいので見つけしだい駆除します。

その他

枯れた葉は常時摘み取り、花が咲き終わったら花がらも摘み取ります。
数年経って株が大きく成長したら植え替えを行います。 適期は4~8月です。
枯れた根を取り除き、根鉢の土を2/3程度落としてから新しい用土で植えつけます。土は水はけのよい用土を使い、元肥として緩効性化成肥料を混ぜておくとよいでしょう。

 

 

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