AKATSUKA グリーン通信vol.251(2020.2月号)
今月はメンテナンス休園期間です。
2月22日(土)から再開園します。
園内をリフレッシュ
2016年9月の開園以来、初めて長期に渡るメンテナンス休園を実施することになりました。
期間は1月27日から2月21日までの約1ヵ月間です。
開園してからはまだ4年目ですが、レッドヒルを整備し始めてからは20数年の時が経ちました。
私も15年程前の様子を知っているのですが、そのころに比べるとシンボルツリーのレッドウッド(センペルセコイア)をはじめ、自生していたコナラやヤマザクラ、クスノキなどもとても背が高くなりました。
自然はすごいなぁと感じながらも、その自然が時には猛威を振います。
台風によって木が折れたり、何年も前に植栽した木が傾いたり、大雨で砂利道が流されとんでもないことになったり・・・。ここ数年では台風でレッドウッドやコナラが折れて、通路を塞ぐことなどもありました。
今回の休園期間は、そういったリスクを減らすため、主に高木の剪定や枯れ木の処理、通路の整備などを行う予定です。年間を通じてレッドヒルにご来園いただく方には大変なご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。
2月下旬のお出迎えキャストたち
メンテナンス終了後、気になる園内のお花事情はと言いますと、ウメにマンサク、カンツバキにクリスマスローズがみなさんをお待ちしています。
クリスマスローズは「陽だまりの中庭」の花が見やすくておすすめの場所です。
ニホンズイセンやラインベルトアーリーセンセーションといった早咲きのスイセンも咲いていますし、カワヅザクラも咲き始めのころ。
モクレンやコブシは蕾を膨らめて春の開花の準備中です。
年に数回の雪景色も素敵です。園内は傾斜が多いため、路面凍結など危険と判断した場合は臨時休園してしまうこともありますが…。
春までの短い期間ですが、冬景色がお好みという方にはお楽しみいただけるシーズンだと思います。
文/村松 潤一
2020年 1月27日(月)~2月21日(金)
園内メンテナンスのため、休園とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。
〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
☎ 059-230-7789
※料金、開園時間等、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
⇒https://www.redhill.co.jp/
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