FFC活用で衛生・清潔ミラクル豆腐!
豆腐製造を行っている岡山県の小幡商店は、驚くほどきれいである。
製造に使う機械は年季が入り、水槽も業務用バケツも床も鍋も使い込まれて凹んだり、すり減ったりしているが、衛生環境の維持に心配りがなされ、気持ちが良くて安心できる。つまり、プロフェッショナルの空間だと言える。
「小幡さんの豆腐は、異常に雑菌が少ない。保存日数7日目、細菌数300 CFU/g以下(実測値10以下)、薬品を使うでもないのに立派です。ただ、誰もがこの数字を出せる訳ではない。業界の目標にはなるが、他の豆腐屋さんに強制はできない」と、食品の安全性を監視する行政関係者は言う。衛生問題の担当者も、FFCの力を活かした小幡商店の衛生管理には一目置いているのである。
早朝の仕事後、FFCウォーターで徹底的な清掃と機械・器具のメンテナンスを実行。
FFCに加えこの継続があってこそ、稀に見る小幡商店独自の衛生基準が誕生したのである。
FFCの導入を契機に安全・品質最優先
FFC導入時に豆腐作りの全工程を見直し、使用する大豆の全てを国産大豆とした。
国産大豆は市場で入手しにくいが、大豆を生産しているFFC農家と出会うことで解決。
FFCは技術の向上だけでなく、人の繋がりも運んでくるのである。豆にこだわり、豆腐の生産量は2分の1になったが、収益は落ちなかった。商品に信用力が付き、価格決定権を取り戻し、販売実績が安定してきたからである。
「良いモノは良い」厳しい競争の時代では、見ている人は見ている。
「目利き」はこれからの時代、各分野でFFCを正当に評価してくれるに違いない。衛生面、安全性、品質、どれをとっても申し分のない小幡商店は、こうしてFFCの導入と共に、業界内で新たなるポジションを獲得したのである。
「豆腐が腐るのではなく、水が腐るのです。水をFFCウォーターに変えれば、水が腐らないから、豆腐も生き続けるのです!」と小幡さん。目から鱗が落ちる!とは、このことだろう。
地域オンリーワン企業の誕生と発展がここにある。