揮発性化学物質を抑えるFFC
広島県広島市のソンジョウ工務店。パイロゲンはご自身の健康を配慮して愛飲することから始まったが、本社セミナーに参加後、FFCを活用し木材加工をされているウッドサークルを訪問。その成果を確認して、FFCへの取り組みが始まった。
FFCを全面的に活用した住宅建設に着手したのは平成12年。「FFCウォーターを木材に噴霧してシートをかけておくと、驚くほど乾燥がスムーズになる」「基礎のコンクリートにFFCウォーターを使った場合、鉄筋が錆びないことが分かった」などの手ごたえを感じ、FFCによる健康住宅1棟の完成につながった。
基礎の生コンクリートから、建材、内装材、壁の下地、クロス用パテなどにもFFCを活用。FFC処理された畳表や畳床を使用。その結果、シックハウス症候群の原因となる揮発性化学物質の測定結果は、ホルムアルデヒドが0.02ppmと厚生労働省の指針値の0.08ppmを大幅に下回る結果となった。
「住まいは安らげるということが第一条件」と言う村城さん。ソンジョウ工務店が手掛けるFFCによる住宅作りは、「人が自然に集まり接客がスムーズにいくような心地よい店舗」そして「家族が揃ってくつろげる家庭円満の家づくり」が基本となっている。
住む人も建てる人も共に求めるのは健康!今FFC活用住宅は全国で着実に広がり始めている。