ゴルフ場がホタルのビオトープに?
愛知県豊田市の名門コース、「セントクリークゴルフクラブ」の池周辺にホタルが出現、地元の評判になっている。ゴルファー、地元住民やスタッフの家族も交えて、大々的に「ホタル鑑賞会」を開催するほどになった。テレビ局も大挙して取材に訪れ、新聞も詳しく報道した。 知名度を高め、環境的な社会貢献になり、経済的にも大いにプラス!実は、このホタルの出現はFFCがもたらしたものだったのだ。
ゴルフ場の環境整備とFFC
これまでのゴルフ場に求められていたのは「完璧なコース」。しかし、この条件を守るために、どれだけの除草剤・殺虫剤・農薬が散布されていたことか・・・
薬の使用を抑え、水系にFFCを導入すれば格段に環境が向上するはずだ。地下水1000tをFFCセラミックスで処理するシステムを採用し、そのFFCウォーターを10ヵ所の池に配水した。
まず、池で飼われていたコイが次々に産卵、大量の稚魚が泳ぎ回る光景が見られるようになった。カエルが鳴き、オタマジャクシが泳ぐ。トンボが群舞し、幼虫のヤゴが水辺の植物を登って脱皮する・・・
そしてFFC導入3年、ホタルが光り始めた!
生物多様性が豊かで持続的なビオトープづくりには食物連鎖が自然に形成された「無理のない生態系」が条件となる。
FFCは、全国各地のあらゆる産業に広がり、経済・環境・健康のバランスある成長を促してきた。「セントクリークゴルフクラブ」で実現した「ホタルの出現」は、FFCの多様な活動領域を示唆している。